M.S　税務顧問マネージャー　2022年入所

大学卒業後、地元新潟の会計事務所に入所。それから20年働きましたが、残業が月80時間、繁忙期になると100時間を超えの激務で、時間に追われる日々。家庭や体調のことも考え退職し、クライアントだった社会福祉法人の総務事務経てMC LINKに入所しました。
「フルリモートで会計の仕事」という条件に合致したのがMC LINKです。採用の面接もWebのみで、入所1年半でオフィスに出社したのは３回程度です。クライアントにも初回打ち合わせで、「原則zoomやチャットでの対応」と説明しますし、新潟県での在宅勤務ですが、オンライン対応ならどこに住んでいても変わりません。ただ、クライアントからの連絡に対しては、遠距離による不安を解消する意味でもレスポンスを早くするように心がけています。オンラインでもしっかりとコミュニケーションが取れれば、クライアントに「この担当者なら、安心して何でも相談できる」と思っていただける。クライアントと信頼関係を構築することが大切だというのは、オンラインでもオフラインでも変わらないと思います。

「フルリモートでは、隣の人にちょっとした質問もできないのでは？」と、多少不安もありましたが、実際は、zoomで呼びかけると、すぐにオフィスにいるメンバーが反応してくれますし、アプリで全員のタスクを管理しているので、タスクが終了していない人に、こちらから声をかけるなど、オフィスにいるのと同じような感覚です。zoomも勤務時間はつないだままですが、「ずっと自分の顔が画面に表示されていると、プレッシャーになるだろう」と上司が気遣ってくれて、普段は、画像をミュートに、会話するときだけ解除するようにしています。
転職してからは、朝は子どもを送り出し、少し休憩してから8時に業務開始。16時に仕事を終わらせ、保育園にお迎えに行くというスケジュールに。また、有給休暇が時間単位で取得できるので、先日も1時間有休を取得して、子どもの小学校のマラソン大会の応援に出かけました。授業参観に行くため中抜けしたり、急なお迎えに対応したりと、時間単位の有休は使い勝手がいいですね。

今まで地元のクライアントが中心でしたが、MC LINKに入所してからは首都圏を中心にクライアントは全国規模になりました。一番遠いクライアントは、釧路の社会福祉事業所です。現在は20社ほどを担当していますが、埼玉県のある経営者の方は、決算報告の際に私が住んでいる新潟県まで来てくださって、第一声「本当に新潟にいるんだね」と（笑）。でも、それだけ信頼していただいていると感じて、嬉しくなりました。
やはり、会計の仕事のやりがいは自分の知見がクライアントの経営判断に役立ち感謝されること。経営者が新しい事業を始めるには、お金がかかるし不安もある。人生をかけて経営者が始める事業を会計分野からいかにサポートできるか。経営者と一緒に頑張るからこそ、成功したときの喜びが大きく、それがこの仕事の面白さだと思います。