Y.H　税務顧問アドバイザー　2023年入所

大学の簿記の先生が独立して開業した会計事務所に6年ほど勤めました。その事務所は不動産特化型で、残業が多く、「税理士資格を取りたい」と思っていたものの、スクールに通う時間もなく。モヤモヤした気持ちのまま働いていました。結婚のタイミングでもう一度働く環境を見直し、税理士の資格にチャレンジすることに。そのとき出会ったのが今の事務所、MC LINKでした。
面接で初めてMC LINKに来所したときに、“紙の資料が山積み”という会計事務所のイメージとは程遠く、オシャレでスッキリとしたオフィスに驚きましたね。MC LINKは、これから会計業務の主流となっていくクラウド会計を学べる上に、ITツールを最大限活用していて、なおかつ残業がない。そのとき面接してくれた丸山さんの人柄にも惹かれ入所を決めました。入所まだ半年ですが、本当に残業はゼロ。前職では帰宅が22時、23時が当たり前の生活でしたが、今では毎日妻と夕食を共にできますし、料理は得意なので、私が夕食を作ることもあります。

クラウド会計は触ったことがある程度だったので、入所前は不安もありましたが、研修期間に動画などで勉強し認定試験にも合格しました。今でもクラウド会計の仕組みなどについてクライアントから何を質問されても答えられるよう、空いた時間にいろいろと操作してみたりして、試行錯誤しながら完全マスターを目指しています。
前職では、紙文化が根強く残る不動産業界に特化していたこともあり、毎月、担当企業を訪問して資料をいただき、それを事務所に持ち帰り入力するという仕事の流れでしたが、MC LINKではクライアントとのやり取りはチャットと、3ヵ月に1度のオンライン面談が基本。企業の通帳やカードのデータとクラウド会計がリンクしているので、記帳がとても効率的です。クライアントとのやり取りも、メールではなくチャットが中心。チャットで気軽に相談してもらえるように、私自身もレスポンスを早くすることで、良好な関係性を築けるよう心がけています。

入所してからは、少しずつ業務に慣れていけるようにと上司が気を遣ってくれて、いきなり多くの企業を担当するのではなく、小規模の企業数社からスタートし、現在は10社ほどの企業を担当しています。今後は、さまざまな業種のクライアント、規模の大きな企業などを任されるようになりたいですね。会計は1人でやる仕事のように見えますが、MC LINKでは、同僚や上司と相談しながら進めていけるので、経営コンサルティングなど、まだやったことがない分野にも携わってみたいです。責任は大きくなりますが、新しいことへの挑戦や成長意欲を後押ししてくれる風土があるので、MC LINKなら、いろいろな業務に挑戦できると思います。
私の父は、小さなクリーニング店を営む経営者で、リーマンショックの際に1度、店を閉じたことがあります。父の姿を見て、いざというときに経営について相談できる人がいないと苦労するということを痛感しました。父と同じように、1人経営者や小規模な会社で頑張っている人たちを応援したいという気持ちが、この仕事の原動力にもなっています。